優秀な人ほど見切りが早い理由を優秀な人の特徴とともに解説

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記事タイトル:優秀な人ほど見切りが早い理由
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悩める人

あの人すごい優秀だなぁと思っていたらすぐに転職したみたい。
優秀な人ほど見切りが早いとか、すぐ辞めるっていうけどほんとかなぁ。

100年運営者、元公務員、現ITコンサルタントのくぼちです。

働いていると誰しもがあの人辞めるのかぁ、仕事できる人だったな…と思うことがあると思います。

私自身、公務員時代にも、今の民間企業でも、お客さんの会社でもそのような場面に遭遇したことは何度もあります。

気になるのは、なんで仕事ができる優秀な人は見切りが早く、辞めてしまうのか。

本記事ではその理由について、優秀な人の特徴を踏まえて解説したいと思います。

本記事でわかること
  • 優秀な人が持つ特徴
  • 優秀な人ほど見切りが早い理由
  • 優秀な人が辞めるような職場や環境
  • 優秀な人が辞めた時の対応
目次

優秀な人が持つ特徴8個

そもそも優秀な人とはどのような人を指すのでしょうか。まず「優秀」を辞書で引いてみます。

ゆう‐しゅう〔イウシウ〕【優秀】

[名・形動]非常にすぐれていること。また、そのさま。「優秀な人材」「成績優秀」

コトバンク

次に「すぐれる」についても調べてみます。

すぐ・れる【優れる/勝れる】

[動ラ下一][文]すぐ・る[ラ下二]
 能力・容姿・価値などが他よりまさる。他よりぬきんでる。「語学に―・れる」「人並み―・れて足が速い」「―・れた作品」

コトバンク

ここから、能力がその組織集団において他よりもまさっている人が優秀と言えそうです。会社組織で言えば、いわば仕事ができる人ということになりますね。

じゃあ優秀な人=仕事ができる人はどんな特徴があるのでしょうか。

私の経験から以下の8つを挙げさせていただきます。

優秀な人の特徴8つ
  1. 自己管理能力が高い
  2. 学習意欲が高い
  3. 問題解決能力が高い
  4. コミュニケーション能力が高い
  5. 自己認識力が高い
  6. 責任感が強い
  7. 積極性が高い
  8. 人間関係構築スキルが高い

それぞれ詳しくみていきます。

1. 自己管理能力が高い

優秀な人は自分の時間やエネルギーの使い方がうまく、自分個人の目標に向かって計画的に行動しています。

時間管理スキルも高く、効率性を重視した動きをしていますね。

2. 学習意欲が高い

優秀な人は学習意欲が高く、自己成長したいと思っています。

新しい知識やスキルを常に学ぼうとしていますし、失敗や困難も良い経験として昇華しています。

3. 問題解決能力が高い

優秀な人は、複雑な問題や困難な状況に直面しても、冷静で、余裕があって、適切な解決策を見つけます。

課題を分解して、物事を前に進める力がありますね。

4. コミュニケーション能力が高い

優秀な人はコミュニケーションが上手いです。そもそもコミュニケーションという行為に対してポジティブだから、協力やチームワークを大切にしているし、自分の意見や考えも明確に伝えられます。

5. 自己認識力が高い

優秀な人は自分の強みや弱みなどの能力を理解し、自分の感情や行動を冷静に見つめることができます。メタ認知力が高いとも言えます。なので、自分の状況を適切に把握し、問題があれば自己改善に向けた具体的なアクションを取ることができます。

6. 責任感が強い

優秀な人は自分の行動や結果に対して責任を持っています。自分のミッションに対して絶対にコミットするという意思が感じられます。また、何か悪いことが起こっても他人や環境のせいにしないです。

7. 積極性が高い

優秀な人は積極性が高いので新しい挑戦を受け入れて自ら機会を取りにいきます。難しそうなことでも拒否せず、受け入れるだけの積極性がありますね。

8. 人間関係構築スキルが高い

優秀な人は、人間関係が仕事をする上で重要であることを知っているため、メンバーと良好な関係を築くためのスキルを磨いています。そのため、対人関係でも柔軟性があって、共感力も高いので信頼を得ています。

優秀な人ほど見切りが早い理由

ではなぜ優秀な人ほど見切りが早いのでしょうか。

優秀な人の割合を示す「262の法則」というものがあります。

これは、どのような組織や集団も、人材の構成割合が優秀な人が2割、平凡な人が6割、貢献度の低い人が2割になるという法則です。

先ほど辞書で見た通り、優秀な人は他より優れているわけですから、上位層2割くらいはいそうですよね。

で、優秀な人の特徴を改めてみてみると、優秀な人は、まず学習能力と積極性が高いんですね。なので、自分の持っていない知識や経験を増やしていくことに積極的です。

それに自己認識力や自己管理能力も高いので、自分が今いる状況を把握し、自分の目標達成のためには次に何をすべきかがわかっています

なので、優秀な人は自分の立ち位置を理解してこの職場でもう学べそうにないなとか、自分の人生の目標が達成できないな、と思ったら見切りをつけるのです。

さきほどの「262の法則」で言うと、すでに上位層に位置しているわけですから、その職場ではもう上があまりいないんですよね。特に学べることもなくなるので、見切りをつけていってしまうのです。

そう考えると、組織において優秀な人ほど見切りが早いのは、ある意味当然なんですよね。

特に年功序列が強い組織では、自分の職位が上がらなければ権限が増えないので、新しい経験が増えにくいです。そうなると、優秀な人ほど大きな権限を得たいと思うのは自然です。

サラリーマンでは経験できる幅が限られますから、優秀な人ほど起業するというのも頷けます。誰もが羨む大手企業を辞めて起業してベンチャー会社を作る人いますよね。

優秀な人が辞めるような職場や環境

優秀な人ほど見切りが早い2

じゃあ優秀な人が辞めるような職場や環境というのはどんなところでしょうか。

優秀な人が見切るのは成長欲を満たせなくなったり、自分の目標が叶えられないことがわかった時です。

そのように考えると、以下のような職場や環境は見切りの対象になります。

見切られる職場4つ
  1. 新しい知識や経験を積むことができない職場
  2. 挑戦ができない職場
  3. 適切に評価されない職場
  4. 人間関係が良くない職場

詳しくみていきましょう。

1. 新しい知識や経験を積むことができない職場

優秀な人は新しい知識や経験を積むことを厭いません。

むしろ、それらを積極的に積みに行くからこそ、ますます優秀になっていくというスパイラルがあります。

そのため、その人にとってもう学ぶことがなくなった職場や、学べる人がいなくなった職場には、未練なく見切ってしまうことでしょう。

また、ルーティーンの業務が多いような職場も優秀な人は見切る傾向があります。なぜなら新しい知識や経験が獲得できなければ、身につけた能力も発揮できないから。

2. 挑戦ができない職場

これも1番に似ていますが、優秀な人は柔軟性が高く、挑戦心があります。

というか、挑戦して大きな成功を収めるから優秀ととらえられるのでしょうね。

そのため、挑戦ができない、ある意味前例踏襲的な職場は優秀な人にとってはいづらいでしょう。

3. 適切に評価されない職場

優秀な人は自己認識に優れています。

なので自分の評価を客観的に把握することができるのですが、どう考えても適正じゃない、自分の評価とズレが大きい評価を下された時、その組織にいるモチベーションが下がるので、見切ってしまうでしょう。

4. 人間関係が良くない職場

優秀な人はコミュニケーションスキルや人間関係のスキルが高いですが、組織によってはそもそも適切なコミュニケーションができないような人がいたりします。

そういったどうしようもない人に直面した時、問題解決能力を発揮して、職場を去った方がいいと判断することもあるでしょう。

優秀な人が辞めた時の対応

優秀な人ほど見切りが早い3

では、優秀な人が自分の組織や部署からいなくなることがわかった時、どう対応したらいいでしょうか。

2つのパターンが考えられます。1つは自分も辞める。もう1つは自分が優秀な人になる、です。

対応1:自分も辞める

当然ですが優秀な人が年度途中で辞めてしまったら、業務への影響が大きい場合があります。

自分に負荷がかかる可能性もあるので、ライフワークバランスを重要と考える場合は、辞めることも視野に入ります。

また、優秀な人がいなくなることで自分の目指す目標がなくなるということもあります。

その会社でのロールモデルがいなくなるので、目標喪失になってモチベーションが下がるかもしれません。

くぼち

個人的には身近な優秀な人の喪失は結構ダメージがありました。
憧れの人と仕事ができなくなる悲しさってやつですかね…

とはいえ自分も辞めるのは、なかなかリスキーなので、しっかりと準備が必要です。

転職サイトや転職エージェントなどを積極的に活用するのが良いと思います。タダですし、経験にもなりますし。

対応2:自分が優秀な人になる

先ほどの262の法則で言えば、優秀な人が減った分、自分が優秀層に入る可能性は大いにあります。

今いる職場で優秀層が持つ特徴を身につけることができれば、ネクスト優秀者に選べれるかもしれません。

この選択肢を取る場合は、辞めてしまう優秀な人に、その組織で評価された理由を聞くと良いでしょう。自分が優秀層に入るために役に立つはずです。

まとめ

ここまでの内容をまとめますと、

優秀な人=仕事ができる人は、以下の特徴を持っています。

優秀な人の特徴8つ
  1. 自己管理能力が高い
  2. 学習意欲が高い
  3. 問題解決能力が高い
  4. コミュニケーション能力が高い
  5. 自己認識力が高い
  6. 責任感が強い
  7. 積極性が高い
  8. 人間関係構築スキルが高い

優秀な人ほど見切りが早い理由は、学習意欲や挑戦心が高く、自己認識力や自己管理能力に優れているため、自分の成長欲を満たしたり、目的を達成できないと判断するのが早いから。

自分が優秀かどうかを気にする必要はないかと思いますが、優秀な人から学べるエッセンスは今後の人生に活かしていきたいですね

個人的に公務員で優秀な人=できる人は損していると思います。興味があれば↓をぜひ。

優秀な人が見切りをつけたのは仕事だけの人生に見切りをつけたかっただけかもしれません。↓をぜひ。

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この記事を書いた人

・地方公務員時代にIT系の資格を取得し、30代で民間企業(ITコンサル)に転職
・20代、30代で共に転職活動を経験し、内定獲得
・IPAプロジェクトマネージャ、G検定、IoTシステム技術検定上級などIT系資格ホルダー

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