仕事が辛い時は価値観を見直そう

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記事タイトル:仕事が辛い時は価値観を見直そう
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悩める人

仕事で嫌なことがあると長い間引きずってしまって頭がおかしくなりそう

悩める人

同僚があまり働いてなさそうなのに昇進して嫉妬で頭がおかしくなりそう

仕事でマイナスなことがあると、それが頭から離れないことってありますよね。

時間が経てば忘れるものの、もう一度似たようなことが起きると、また同じように引きずってしまう

私自身そのような経験は何度もあります。ですが、それはもしかしたら、悩まなくてもいいことで悩んでいるかもしれません

本記事では、仕事が辛い時こそ価値観を見直すべき理由とその方法について解説します。

本記事を読めば、嫌なことがあっても悩まない自分が作れること間違いなしです。

目次

価値観を知る理由はブレない自分を作るため

価値観とは、自分の行動や感情を決める基準みたいなものだと思います。

例えば、「お金が大事」という価値観を持っている人は、就職活動の軸として収入が高いところを選ぶでしょう。

また、友人が大金を稼いでいると、嫉妬心が芽生えてしまうかもしれません。

では、価値観を知ることはなぜ大事なのでしょうか。

それは、価値観がわかっていないと、行動や感情にブレが生じるからです。

なんとなく今までの経験で自分は1人が好きとか、お金は少なくていいとか、そういったことがわかっているにもかかわらず、たとえば友人が複数人で旅行に行ってきた話を聞いたり、学生の時の同級生が稼いでいる話を聞くと心がざわついたりすることはありませんか。

自分の価値観がはっきりしていない場合、このような感情になるのではないかと思います。

価値観の多くは相対的なものです。

例えば、「安定志向」と「チャレンジ精神」は相反しており、どちらも優先度が高くなるというのは基本的にはないかと思います。

一方で「安定志向」と「高収入」のどちらも取りたいと考える人もいます。

これもほとんどの場合は共存しにくいでしょう。というのも、安定的に高収入が続けられるような職業は存在しないからです。(安定と高収入をどのレベルか、というのも人それぞれではありますが)

つまり、価値観を考える上で重要なことは、優先順位を決めること、相反する価値観の優先度を同じにしないことです。

価値観を見直す方法

価値観を見直す方法は、以下のとおりです。

STEP
自分の性格を大まかに知る
STEP
価値観のリストを作成する
STEP
価値観の優先順位を作る
STEP
優先順位をつけた価値観に沿うように行動する

詳しく解説します。

ステップ1:自分の性格や強みを知る

価値観を知る前に、まずはざっくりと自己分析をした方が良いと思います。

というのも、いきなり価値観を調べ始めても、自分を知っていないと非常に時間がかかるからです。

そこで、具体的には、以下のような本を参考に、自分の性格や志向を見直すことをお勧めします。


イラスト版「9つの性格」入門 エニアグラムで、個性や能力を最大限に生かす!

この本は、人間は9つのタイプに分けて説明しています。

この本を読めば、自分の性格について知るだけでなく、自分に関わる他者についてもある程度タイプ分けできるようになり、どう接したら関係が良くなるかといった点で役に立つと思います。


さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 ストレングス・ファインダー2.0

転職業界で最も知られている本の一つではないでしょうか。診断テストがついているので簡単に自分の強みを確認することができます。

または、転職サイトの診断機能を活用する方法もあります。転職サイトの最大手リクナビNEXTではグッドポイント診断というものが無料で利用できます。

全300問近い質問から自分のグッドなポイントを5つ挙げてくれます。

以下は私が実施した時の結果です。初めて転職活動した時のものなのでだいぶ古いですね💦グッドポイント診断は同一アカウントでは一度しかできないので注意が必要です。

グッドポイント診断結果

気になる方はぜひ試してみてください。リクルートのIDでできるので、ホットペッパーとかじゃらんのIDでも登録できます。

グッドポイント

このようなやり方で自己分析すると、なんとなく自分の性格や強み、長所などがはっきりしてきます。

とはいえ、自分を理解するための解像度はまだ低い状態でしょう。

ステップ2:価値観のリストを作る

価値観といっても、全方向で考えようと思ったら多岐に渡ります。

自分で洗い出そうと思っても抜け漏れが出てくる可能性がありますので、以下の本に記載されている価値観リストを参考とするのが良いと思います。


ムダに悩まない理想の自分になれる 超客観力

例えば、以下のような内容が80項目載っています。

余暇自分の時間をリラックスして楽しむ
現在いまの瞬間に集中して生きる
創造 新しくて斬新なアイデアを生む
安定いつも一定して変化のない人生を送る 
調和周囲の環境と調和しながら生きる   
超客観力 p37抜粋

とはいえ、意外と記載のない価値観もありますので、付け加えられるものがあれば自分で付け足してみましょう。

ステップ3:価値観の優先順位を作る

ノートと鉛筆

そして、リストの中で優先順位を作っていきます。この作業が一番重要です。

なんとなく価値観を知っている状態では、Aという価値観とBという価値観のどちらを優先しているか意識していないと思います。

そのため、ABどちらにも関わる選択肢が出てきた時、非常に悩んでしまうのです。また、AとCが相反するものでも、どちらも優先したいと思っている場合もあります。そういったことをなくすためにも、優先順位を一度つけてみることが重要です。

順位づけはベスト10とワースト5くらいあれば問題ないと思います。というのも、11位以降の価値観は多分どっちでもいいようなものだからです。

順位づけが終わったら俯瞰して見返し、しっくりくるかどうか確認します。

ステップ4:優先順位をつけた価値観に沿うように行動する

作りっぱなしは良くありません。心理系の診断をやるとやって満足しがちですが、それで終わりにしてはもったいないです。

つけた優先順位が正しいものか、行動や判断のたびに思い返して、間違っているようならアップデートします。

これを繰り返し行うことで、自分の頭と行動が徐々に一致していくことがわかるでしょう。

すると、自分が嫌悪感を抱くのはこの感情のせいだ、あるいは、自分にとってその価値観は重要じゃないから、イライラする必要はない、というようにその感情が起きた原因を認識し、感情をコントロールすることができるようになります。

くぼち

仕事上の何かで怒られたとしても、それが自分の価値観に合わないものであればすぐに切り替えられるようになります。

また、価値観はずっと一定ではなく、心が動かされるような経験をすると変わる場合があります。そういった時にもアップデートしておいた方がよいと思います。

仕事の何が辛いのかを見直した価値観と照らし合わせる

価値観を見直すことができたら、今の仕事のどこが辛いのかを洗い出してみましょう。

その上で、自分の見直した価値観と照らし合わせてみて、やっぱりこれは我慢できない、これは我慢できるなどを考えます

例えば、自分の価値観では”挑戦”が重要なのに、職場が”安定”だと、自分の価値観とずれていますよね。

そのズレがどうしても我慢できない、という場合は、おそらく自分の中の上位の価値観を脅かしていると思いますので、転職を視野に入れた方が、今後の人生を考えるとストレスが軽減されると思います。

まとめ

ここまで、価値観を再度見直すことの重要性とその方法について解説しました。

価値観を見直すための具体的なステップは以下のとおりです。

  • 自分の性格を大まかに知る
  • 価値観のリストを作成する
  • 価値観の優先順位を作る
  • 優先順位をつけた価値観に沿うように行動する

価値観を見直したうえで、今の仕事の辛い点と照らし合わせて見ると、この先の行動が見えてきます。

また、価値観は仕事だけでなく、人生のいろいろな場面で助けてくれると思いますので、定期的なアップデートをお勧めします。

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この記事を書いた人

・地方公務員時代にIT系の資格を取得し、30代で民間企業(ITコンサル)に転職
・20代、30代で共に転職活動を経験し、内定獲得
・IPAプロジェクトマネージャ、G検定、IoTシステム技術検定上級などIT系資格ホルダー

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