こんにちは、くぼちです。
私は30代前半で地方公務員(都道府県庁一般行政職)から民間企業へ転職しました。
実は20代でも一度転職活動をしており、その時にお世話になったのがリクルートエージェントです。
転職エージェントはたくさんあってどれを使ったらいいか迷ってしまうかと思いますが、公務員から民間企業への転職を考えている場合は、登録して損はない転職エージェントだと思います。
本記事では、公務員からの転職でリクルートエージェントをおすすめする理由について説明します。
- リクルートエージェントの基本情報
- 公務員からの転職でリクルートエージェントをおすすめする理由
- 公務員からの転職でリクルートエージェントを使用する時のポイント
- リクルートエージェントを使用した感想
リクルートエージェントとは
リクルートエージェントは国内最大級の転職エージェントです。
公開求人数は約48万件、非公開求人数は40万件(2024/10/13現在)にも上り、営業・販売といったジェネラルな職種だけでなく、エンジニアや建築・土木、医療など幅広い業種・業界に対応しています。
勤務地も全国の主要都市から検索できるので、幅広い方々に利用いただけるサービスといえます。
転職エージェントは転職サイトとは異なり、エージェントと呼ばれるキャリアコンサルタントが、仕事選びの情報提供から書類の添削や面接アドバイスといった伴奏支援から、企業との日程調整や条件交渉など転職に必要な手続きの代行までしてくれます。
求職者のサービス利用は無料ですので、転職を考えている方は積極的に使ってよいでしょう。
なお、同じリクルート系列でリクナビNEXTというものがありますが、そちらは転職サイトであるため、自分で活動することがメインのサービスです。
転職サイトと転職エージェントの違いは【公務員からの転職】転職サイトや転職エージェントの違いや活用方法を参考にしてください。
公務員からの転職でリクルートエージェントをおすすめする4つの理由
実際にリクルートエージェントを使用して内定を獲得した私が、公務員からの転職でリクルートエージェントをおすすめする理由は以下の4つです。
- リクルートが運営している
- 圧倒的に求人数が多い
- 地域や年齢を問わない
- セミナーが充実している
順番に説明していきます。
おすすめ理由①:リクルートが運営している
公務員ではじめての転職となれば、エージェントの運営元は気になりますよね。でも、安心してください。リクルートエージェントの運営元はあのリクルートです。
リクルートと言えば、ホットペッパーSUUMO、じゃらんなど転職以外のサービスも手掛けていますが、起業家を多く輩出することでも有名です。
そのため、エージェントたちも熱意を持って接してくれる方が多いでしょう。
私の経験では、小さいエージェントはあんまり一人一人に対応する余裕がないように思いましたが、リクルートエージェントの方は熱意をもって対応してくれました。
もっとも、エージェントサービスの質は人に依存するので一概には言えませんが、そういった企業風土があるということは頭に入れておいた方がよいと思います。
おすすめ理由②:圧倒的に求人数が多い
リクルートエージェントの公開・非公開求人合わせては80万件以上と圧倒的です。
転職エージェント大手のDodaの求人数は非公開を合わせて20万件以上、マイナビエージェントの公開求人数は約66,000件と比べてもその差は歴然です(2024/10/13時点)。
地方公務員の一般行政職からの転職では、一般的には苦戦を強いられます。そのため、打てる球は多いに越したことはありません。
しかも、ほとんど全ての業界や職種をカバーしているので、今までの経歴を踏まえてきっと最適な求人を提案してくれると思います。
おすすめ理由③:地域や年齢を問わない
リクルートエージェントは地域や年齢を問いません。
全国の求人を検索できますし、対象者も20代から40代まで幅広くカバーしています。
他のエージェントの場合は地域が絞られたり、年齢が絞られたりしますが、リクルートエージェントならそんなことはありません。
おすすめ理由④:セミナーが充実している
リクルートエージェントは他のエージェントと比べてセミナーやイベントが充実しています。
具体的には、以下のようなセミナーがあります。
- 職務経歴書の書き方セミナー
- 自己PR・志望動機作成セミナー
- 未経験業種・職種への転職セミナー
- 面接力向上セミナー
また、業界に特化したイベントもありました。
私はコンサル業界に特化したセミナーを受講し、各社の特徴などを掴むことができてとても有意義だったと記憶しています。
また、新卒から公務員という方は、こういったセミナーから民間企業への転職のお作法を短時間で抑えられるので、なかなか準備が進まない、あるいは転職を迷っている人はサクッと参加してもいいと思います。
公務員からの転職でリクルートエージェントを利用する時のポイント
公務員から転職する際、リクルートエージェントを活用することは有効ですが、望む結果が得られるよう利用にあたっては頭に入れておくべきポイントがあります。
公務員の仕事を知らないため軽んじられる可能性がある
幅広い業種、職種をカバーしているリクルートエージェントですが、面談担当者は公務員の仕事を知らない可能性が高いです。そのため、転職理由や実績を話してもピンとこないこともあります。
また、どこのエージェントでも起こり得ますが、公務員は転職しない冷やかしと思われる可能性が高いです。(もっとも、今は公務員からの転職者数が増えているのでそんなことはないかもしれません)
そのため、実際に転職するしないはさておいて、転職活動や面談には本気で臨むことが大切です。
エージェントは求職者の熱意を見ていると思います。
求人数が多すぎる故に受かるところを紹介されやすい
エージェントのビジネスモデルを考えると、受かりやすいところを紹介するのは当然です。(エージェントサービスは、実際に転職した方の年収の、一般的に3割程度を求人企業からフィーとしてもらうビジネスモデルです)
求人をたくさん抱えているが故に、公務員でも楽に受かりそうなところを紹介される可能性があります。求人が多いことは表裏一体なのです。
そのため、ビジネスモデルを理解した上で、自分自身もその企業が行きたいのか、キャリアとして望ましいのか、ということを積極的に検討することが絶対に必要です。
エージェントはあくまで補助として考えていきましょう。
(体験談)リクルートエージェントを利用した感想
私がリクルートエージェントを利用した時の体験談になります。
私は転職活動をしていた時、大手の総合的な転職エージェントと、専門的な転職エージェントの両方を利用し、対応が良い方で進めようと考えていました。
リクルートエージェントについては、前述の通り公務員の仕事はよくわかっていないみたいでしたが、紹介してくれる求人数はとても多く、自分の行きたい方向のものをしっかり提案してくれました。
一方で専門的な転職エージェントからは、そもそもサービスの利用を断られたり、全く志向と異なる求人を紹介されたりとあまりよくない結果になりました。私が民間への転職が初めてだったことが大きいと思います。
そこで、リクルートエージェントでの選考を進めることにしました。
面接の日程調整などの手続き代行はもちろん、面接時に準備しておくことなどのアドバイスなどをもらって、面接対策に専念できたので、最終的にはボーナス含めて年収約3割アップの内定をもらうことができたのです。(当時年収が約500万→内定はボーナス含む約650万)
もちろん全てがエージェントのおかげではないかもしれませんが、そこで改めて求人数の多さやサポートの大切さを実感することができた転職活動でした。
まとめ
今までの話をまとめますと、公務員からの転職では、リクルートエージェントの活用がおすすめです。
理由は以下のとおりでした。
- リクルートが運営している
- 圧倒的に求人数が多い
- 地域や年齢を問わない
- セミナーが充実している
エージェントは複数登録しても問題ありませんから、公務員から民間企業への転職では、まずは国内最大級のリクルートエージェントを抑えてみるのがよい、というのが私の結論です。
コメント